ひっそりと存在しているwブログなので
今まで変なリンクを貼られたことがなかったのですが
ここ数カ月で何件か貼られていましたので
コメント投稿を認証制に変えさせて頂きました。
ほとんど更新もないため、
大勢に影響はないとは思いますが(/ω\)
よろしくお願いいたします。
え?お知らせよりも続き?
あ~・・・滞ってますね(爆)
でも、このまま中断するつもりはないので
(そうだったのかw)
気長にお待ちくださいませ(-人-)
後に水晶大戦と呼ばれた時代の頃。
今も戦いに命を落とす者は多いが、
この時代では比べものにならない程の命が儚く散っていった。
冒険者達は旅の中で出会う人々の口から
または冒険する先々で、その物語の片鱗を見聞することになる。
だから、冒険者はその傷に気づかなければならない。
中には憎まれながらも気づかれずに
そっと生涯を終わらせたいと願う者もいるのだが・・・。
バストゥークで生まれ育ったヒュームであるJieiは好戦的な若者だった。
黒い髪を短く切りそろえた、目つきの鋭い若者だった。
その名には慈影という漢字が与えられていたが、
自分には慈しむ心など何処にもないのに、と嘲笑っていた。
戦乱の世であるからこそ、ジエイは力を欲した。
そして相手を完膚無きまでに討ちふせる術を持つのは
侍に他ならないと、剣の道の修行に明け暮れた。
そして弱さや妥協を許さない性格から、
いつしか一匹狼的な存在になっていた。
ジエイ自身、群れるよりは自らの思うように動ける、
その状態は嫌いではなかった。
腕が上がれば、戦場に赴くことも増えていく。
失敗を重ねながらも、戦術を体得し
やがて自分の強さを自分でも実感するようになる。
国を愛するジエイは共和国軍に属しながら、
自国の周辺の防衛戦等に参加していた。
そんなある日、各国の戦況にまぎれて
遠くウィンダスの守る地域に剣術に長けたヤグードが
神出鬼没に各エリアに出没しては、
ウィンダス連合軍を苦しめているとの噂を耳にした。
その名はMoo Ouzi the Swiftblade。
一閃のモー・オジとの異名がついていた。
ジエイはふと、このヤグードと戦ってみたくなった。
自国を守る使命感よりも、
すでに心はより強い者との戦いに支配されていた。
ジエイはメリファト山地の防衛戦に参加しながら
モー・オジとの遭遇を待っていた。
メリファトにはミケ団長率いる山豹義勇団が駐留している。
ミスラの集団だった。
ガルカとヒュームに見慣れていたジエイにとって
この人と猫の中間のような容姿のミスラの集団は
視界に入るだけでも気に障った。
戦場に女の力など役に立つのか、と。
しかし戦闘を重ねるごとに、その好戦的な性格は
残忍ともいえるほど戦闘向きであり、
むしろ生半可な覚悟しか持たないヒュームの男より
余程戦場に必要であることが分かった。
しかしどこにでも落ちこぼれはいるもので、
いつも危なっかしい戦闘をしているミスラのモンクがいた。
メリファトの拠点を攻めるヤグード団の長は
次々にサソリを呼び寄せる獣使いであり、戦士でもある。
ヤグードの戦士との一騎打ちに夢中になっている、
茶色い髪を振り乱して戦うそのミスラは
近くにサソリがいようがお構いなしだった。
その日も大暴れするサソリから大きなダメージを受け、
戦っているヤグードから致命的な一撃を
浴びようとしていた。
「・・・・やっかいな・・・!」
視界に入った以上見過ごすことはできない。
ジエイは、そのミスラの相手に鋭い一撃を浴びせた。
「八之太刀・月光!」
ヤグード戦士はばったりと倒れた。
「あ・・・ありがとにゃ!」
「礼はいらん!一人でも欠けると戦況はそれだけ不利になる!」
そういうと、ジエイは次の敵めがけ駆けていった。
ヤグードは夜目がきかないため、
日が暮れると、拠点からはほとんどの者が国に戻る。
山の夜は春という季節でも風は冷たく、
常駐する者と見張りの義勇団員がちらほらと残っているだけになる。
ジエイは刀を鞘に収めたまま、腰から抜き
肩に立てかけて拠点の塔の後ろ側にもたれかかり
仮眠を取ろうと目を閉じていた。
近くで声がした。
「ごはん、いらにゃいかな?」
自分への問いかけと思わず、ジエイは身動きひとつしない。
寝てるのかと思った、その声の主はジエイの肩をぽんっと叩いた。
反射的にジエイは飛び起き、刀を抜き相手に突きつけた!
ふとよく見ると、
その視線の先には食事を持ったミスラが
目をまんまるにして立っていた。
そのミスラは刀を突きつけられながらも、
恐れている様子は見えず驚きながらも怒ったような顔をしていた。
「ちょっと肩たたいただけなのにひどいにゃ!」
ジエイは刀を鞘に収めながら言った。
「いきなり触るほうが悪い。」
「だって・・名前知らないにゃ・・・」
「何の用だ。」
ミスラは怒って地団駄を踏んだ。
「いいから!名前が先にゃ!」
面倒な奴だ、とジエイは思った。
「ジエイ」
「にゃ。」
そのミスラはにっこりと笑った。
「で、何の用だ。」
ミスラはまた地団駄を踏んだ。
「普通こっちの名前も聞くもんにゃー!」
「興味ない。用は・・・」
と言いかけたジエイの言葉を遮るように
「名前を聞くもんにゃーーーー!!」
とミスラは叫んだ。
近くにいた者達がこちらを振り返って見ている。
これ以上相手にしたくないが、仕方なくジエイは聞いた。
「・・・名は・・・」
ミスラはまたにっこりと笑った。
「Ami」
「で、何の用だ」
アミはまたちょっとぷーっと怒ったような顔になった。
「用、用って、他に聞きたいことないのかにゃ。」
「お前こそ俺の質問に答えていない。」
「お前じゃないにゃ~!名前教えたにゃ~!」
ジエイは国に帰りたくなった。
「お前なら知っている。昼に死に掛けてた奴だろう。」
「な~んだ、アミのこと覚えてるにゃ。」
「だから何の用だと言っている。」
アミはにっこりしながら、手にもっている串焼とおにぎりを差し出した。
「ごはん、食べないかにゃ?」
ジエイはその場にまた座りなおして言った。
「食事は必要なときにとっている。」
アミは目の前にぺたんと座って、なおも食事を差し出している。
「アミが作ったにゃ。うまいのにゃ。」
「礼のつもりならいらん。」
そのやりとりを近くで見ていたのであろう、
銀髪のエルヴァーンがアミに声をかけた。
「お嬢さん、そんな変わり者にもったいないですよ。
あちらで私とお話しませんか?」
アミはエルヴァーンのほうを見ると、にっこりと笑って言った。
「おかまいなくにゃ~。」
エルヴァーンはやれやれというように首をふり、
にこやかにその場を離れていった。
ジエイはぶっきらぼうにアミの手から
串焼とおにぎりを奪うように受け取ると、がつがつと平らげた。
アミはその様子をニコニコと見ていた。
「うまいかにゃ?うまかったかにゃ?」
「肉は少し焼きすぎだ。握り飯も少々かたい。」
「ひどいにゃ~!普通うまいっていうもんにゃ~!」
アミは両手をぶんぶんさせて怒った。
「お前・・」
「アミにゃ!」
「お前変な奴だな。」
「変な奴に変っていわれたくないにゃ。」
「俺は戦いに来ているんだ。他の奴に興味は無い。
それだけだ。」
「でも、アミのこと見てて助けたにゃ。」
「見てたわけではない。見えただけだ。」
「それでも・・・アミはこうして生きていられるのにゃ。」
アミは一瞬真剣な眼をした。
そしてすくっと立ち上がった。
「ごはんはおいしく食べるもんにゃ。
必要だから食べてる、じゃ栄養にならないにゃ。
次はおいしいって言わせるにゃ!」
そう言い残すと、ジエイに軽く手をふり
義勇団の仲間のところに戻っていった。
夜が深け、拠点が静かさに包まれようとした頃
遠くからミスラの声が大きく響いた。
「てっ・・・敵襲!!皆おきろーー!」
その声にジエイは跳ね起きた。
遠くからたくさんの松明の明かりがこちらに向かってきていた。
「ヤグードが夜襲だとっ・・・防ぎきるか?」
手薄だった拠点には緊張が走った。
マウラの初夏の風に吹かれて
船が来るのを待っているミスラの女の子は
大きさから言うとまだ魔法学校に通うぐらいの年に見えた。
でも、その子は他のミスラの子供が着ているような
膝下までのスカートははいていなかった。
ぺったんこの胸には白いチューブトップが
大き目の腹巻のように巻きついている。
その上から襟のない緑色のベストと
そのベストとお揃いの緑色の膝下までの長さのスパッツをはいていた。
一目でシーフのアーティファクトを真似たものだと分かる。
余程腕のいい裁縫職人が
彼女のために作ってくれたような服装だった。
「ママなんか・・・」
ミスラの女の子は海を見つめながらぽつんと呟いた。
何かを思い出して悲しくなったのか、
目の端に涙の粒がじんわりとふくらんでいる。
「あたしだってもう大丈夫だにゃ・・・・もん!」
ふと、ママの言葉が頭をよぎる。
「にゃーにゃー赤ちゃん言葉も抜けないやつを連れて行くわけにはいかないよ!」
「コティ、もうあかちゃんじゃないにゃ・・・・もん!」
「ほら、だめだめ。」
「コティも行くー!ママと行くー!」
「冒険者ってのはな、それなりの腕がないと危険なんだよ!」
「大丈夫、コティちゃんと修行してるにゃ!
それにママ、
コティ、もうそこいらの新米冒険者のタルタルよりつぉいにゃー!」
コティが夢中になるほど、ママに言われた赤ちゃん言葉がつい口に出てしまう。
そんなコティをママは厳しく見つめ返した。
「だめったらだめ!
ママが認める腕前になるまでは遠くへ行ってはダメ!!」
「コティだって、じゅのとかあとるがんとか遠くのお国に
い き た い にゃーーーー!!!」
そう、コティは戦闘に出かけようとするママについていこうとして
思いっきりダメ出しされたのだ。
で、
ママより先に家出してやったのだ。
大人と同じような格好をして、
といってもママのお友達の裁縫職人さんに
お誕生日に特別に作ってもらった大事な一張羅を着込んで、
密かに貯めていたお金でチョコボに乗ってマウラまで来たのだ。
あたしにだってこれぐらいのところまでなんて簡単に来られるんだから!
ぷるぷると涙の粒を振り払うように、左右におもいっきり顔をふると
今度は少し怒ったような顔になる。
「コティだって、あとるがんまで行ってやるんだから!」
そう心に決めて、船に乗り込んだ。
だけど、この船ったら釣り客とのんびりした冒険者しか乗ってない。
コティは恐る恐る船室の近くの売店の店員さんに聞いてみた。
「あの~、この船って・・・どこ行くにゃ?」
ママがいないから、もう別に言葉を気になんかしていない。
「え?セルビナ行きだけど?」
「え?せるびないき?」
「そうだよ。」
「え~~~。」
「いや、え~~って言われても・・。」
「だって、だって、あとるがん行きたかったにゃ~~!」
「それなら一便待たなきゃだめだったんだよ。
セルビナに着いたら、またマウラに戻って、
そしてちゃんと確認して・・・って、お父さんかお母さんは一緒じゃないの?」
「あたし、子供じゃないにゃ!冒険者にゃ!」
コティはほっぺをぷーっと膨らますと、
階段を上ってデッキのほうへすたすたと歩き始めた。
階段の下から心配そうな声がする。
「今日は海にいやな霧が出ているよ!船室で大人しくしてな!」
失礼しちゃう。
たにんまでコティのことをこどもあつかいしてるにゃ。
デッキには数人の釣りを楽しむ冒険者と、
どこからか這い登ってきたのかクラブがとことこと歩いている。
クラブは誰かが海に流した青銅の箱を、その甲羅の中に隠し持つ性質があるって
ママに聞いたことがある。
試しに一匹倒してみようか、コティだってそのぐらい・・・
と、クラブを見つめていると、ふとクラブと目があった・・・気がした。
はさみをシャキンシャキンさせて、コティを威嚇してる。
なまいきなクラブだにゃ~~~!
その時、釣りを楽しむ魔道士風のタルタルがコティに声をかける。
茶色いぼさぼさの頭のタルタルだ。
ママのお友達にも似たようなタルタルがいたっけ。
「きみ、カニと戯れるのはいいけど、どうも今日は天気が怪しい。」
「たわむるれるれてなんかないにゃ。」
知らない言葉で話しかけられ、思わず噛んだ。
とりあえずばかにされている気がしたので否定してみる。
釣りタル(心の中でそう呼んだ)は、しかし茶化すふうでもなく真面目に続けた。
「このどんどん濃くなる霧は・・・来るよ?」
「来る?・・・・のにゃ?」
「うむ。」
釣りタルは魚がかかったのか、竿を持つ手を懸命にあやつりはじめた。
そして、釣りタルと同じぐらい大きなググリュートゥーナを釣り上げ、
釣り針から外しながら言った。
「ほうら、聞こえてきた。」
コティはぴくぴくと耳をすませた。
霧の向こうから、どーんどーんと重い大砲の音が聞こえる。
「かっ。。。海賊にゃ!」
コティの全身の毛がぶわっと逆立った。
「早く船室に戻って、乗務員に知らせて。中で静かにしていたら大丈夫だから。」
「お・・・おにいちゃんはどうするにゃ?」
「いや・・ぼくは海賊なんて平気だから釣りを続けるよ。」
「あっ・・・あたしだって平気だにゃ!あたしだって平気だにゃ!」
「いや、無理すると死んじゃうよ?ここは安全にやりすごしなよ。」
「あたし、強いから大丈夫にゃ!」
強がってみせても、コティの声は微かに震えていた。
「やれやれ、仕方ないなぁ。」
釣りタルは釣りを止めて、周りの釣り人に声を掛ける。
「みんな!海賊が来たら撃退よろしく!」
どうやら釣りを楽しんでいた人々は皆仲間だったようだ。
二人のやりとりを聞いていたらしく、それぞれに了解の返事をかえす。
強がってみせたけど、実際コティはママと一緒なら
やっとタロンギの谷まで狩りに行けるぐらいの腕前。
御伽噺の世界のことのように思っていた海賊が本当に来るなんて・・・。
夜遅くに西サルタバルタの星降る丘に出かけたときのことを思い出した。
一人じゃなかったからよかったけど、
うろうろと歩き回るガイコツを初めて見たときは、
体中から温度が吸い取られていく気がした。
近づいてくる海賊船に、コティは目を丸くした。
あのいっぴきでもこわいガイコツがうじゃうじゃのっている。
歯をカチカチと鳴らしながら、こちらを見ている。
皆自分を狙っている気がした。
コティは泣きそうになった。
船に乗ってから、初めて本当に怖いと思った。
そんなコティの肩を後ろからそっとタルタルのおねえさんが抱きしめてくれた。
「大丈夫よ。私たちから離れないでね。」
「だっ・・・だだだいじょうぶにゃ・・・っ。」
一応コティも持っていた短剣を構える。
海賊船が船に横付けされ、手馴れた様子でガイコツ達が大きな板をデッキに渡す。
そこから、がちゃがちゃと海賊達は船に乗り込んできた。
釣りタルのおにいちゃんは、黒魔道士だったようだ。
長い杖を振り回しながら、大きな炎であっという間にガイコツ達を焼き尽くす。
でっかいガルカのおにいちゃんはばきばきとガイコツ達を拳で砕いていく。
剣を華麗にあやつるヒュームのおにいちゃんや、
棍棒で荒々しく殴りかかるミスラのおねえちゃん。
コティは目の前の戦闘をただ見つめていた。
そのうち、こんなに強いおにいちゃんやおねえちゃんと一緒だから、と
コティは安全な気がしてきた。
炎に焼かれ、崩れ落ちていくガイコツのほうにするするっと
短剣を構えたまま近づいた。
あたしも、このガイコツなら勝てるにゃ!
そのコティを見つけると、皆が真っ青になった。
釣りタルが叫んだ。
「だめだ!まだ死んでない!!」
「え?」
と、振り下ろす短剣の先を見ると、炎に包まれたガイコツが
コティに大きな鎌を振り下ろそうとしていた!
恐怖にコティは声も出なかった。
目をつぶることも出来ずに、目の前の炎を纏ったガイコツが振り下ろす、
赤く焼け爛れた鎌が目に映っていた。
コティは体がふわりと浮かんだような気がした。
なんだか懐かしい匂いもする。
一瞬で死ぬって、こういうことなのかなとコティは思った。
ごめんなさい、ママ・・・
しかし、崩れ落ちたのは目の前のガイコツだった。
コティはしっかりと抱きかかえられ、
コティを助けた者にガイコツは止めの一撃を食らっていた。
釣りタル達はほっと胸をなでおろした。
「危なかった・・・。」
しばらくガイコツ達の相手をしていると、
海賊船から渡された板はするすると収納された。
口惜しそうなうめき声を残しながら海賊船は遠ざかり、
デッキに散らばった骨の残骸もいつの間にか跡形もなくすーっと消えていった。
釣りタルはコティを助けた忍者装束に身を包んだヒュームにお礼を言った。
「いやぁ、本当に危ないとこだった。ありがとう。」
すると、コティを抱きかかえたヒュームはにっこりと微笑んで軽くお辞儀をした。
「いえ、こちらこそお礼を言わなくてはいけません。
娘を助けていただいてありがとうございました。」
その声に、ただしがみついていたコティは顔を上げた。
「・・・・・パパー!」
そのヒュームはコティの頭を撫でながら、釣りタルに言った。
「どうも母親に似てガンコな娘でして。
最後までただ成り行きを見守るつもりでいて、ご迷惑をおかけしました。」
釣りタルは笑いながら言った。
「ガンコなミスラの奥さんですか。たいへんですねぇ。」
それから少し世間話などして、タルタル達はまた釣りを始めた。
パパはコティを抱っこしたまま舳先へ行って前方を眺めた。
霧が晴れ、気持ちよいお日様の光と涼しげな海風の向こうに
セルビナが遠く見えてきている。
コティは目に涙をいっぱいためていたけど、泣かなかった。
「パパ・・・ごめんなさいにゃ。」
「パパはいいから、帰ったらママに謝りましょう。
ママのほうが心配していたに違いないから。」
コティは素直にこくんと頷いた。
「あと、ちゃんとコティからおにいちゃんたちにお礼を言ってきなさい。
もう自分で立てますね?」
コティはもう一度こくんと頷いた。
パパの腕からひょいと降りると、釣りタル達のほうに駆けていく。
ぺこりとお辞儀をしながらお礼を言って回ると、急いで戻ってくる。
「パパ?」
「なんです?」
「コティもママもガンコ?」
「え?いや・・・あの・・・ママには内緒にしてください・・・。」
コティはにやりと笑った。